ご存知でしたか？

フラヴィニーの歴史は紀元前52年に始まります：ゲルゴウィアの戦いに敗れたユリウス・カサエルは、フラヴィニーの丘に2つの野営地と指令本部を設置しました。続いて、アレジアに集結したウェルキンゲトリクスの軍隊を包囲します。その後、フラヴィニーにあるガロ＝ロマン様式の屋敷の周囲には職人や商人が移り住み始め、様々な農業が定着していったのです。719年、フラヴィニーとその周辺地域を収めるブルグント族の領主ヴィドラールがベネディクト会修道院を建設。この修道院でトゥルバ一家は3世代にわたってles Anisを製造し続けてきました。

過去：その建築様式と歴史を誇りにする中世の小都市フラヴィニー

3つの城門と城壁、その昔には皮なめし職人や搾油業者、製粉業者、錫容器製造工、ガラス職人、機織工、ブドウ栽培者などが生活していた民家、昔の商店の窓、ブルジョワの屋敷、監視塔などが、静けさと平穏を求める観光客や散策者の目を楽しませてくれることでしょう。
ベネディクト会サン＝ピエール修道院（719年）、サン・ジュネスト小教区教会（11および15世紀）、ウルスラ会修道院（1632年）、オーソワ地方にある執行官の旧邸宅にラコルデール神父が設置したドミニコ会修練所（1848年）、現在はベネディクト会本部サン＝ジョゼフ＝ド＝クレルヴァル修道院として利用されているフラヴィニー地方総督スエ侯爵の館などの素晴らしい建築物が、農民社会や村の住民、聖職社会が共存した日常生活の歴史を物語っています。

現在：フランスで最も美しい村の1つでの生活

特別な生活環境を有するフラヴィニーの住民数は340名。若い農業従事者やブドウ栽培者、農業者同業組合（La Grange）、鍛冶職人、ウール生産者、郵便局、村の中心地にある食料品店、工芸品店、アートギャラリー、シャンブル・ドットやペンション、2軒のレストラン、唯一無二のアニス製造所、さらにベネディクト会修道社共同体など、多種多様にわたる職業や施設の存在が、村の発展を証明しています！

オズラン渓谷の自然保護地区

減農薬栽培および環境を重視した取り組みにより、オーソワ地方のこの地区では、環境および景色の観点から本物の自然を守り続けています。耕作地と自然が混ざり合った景色の中、保護指定を受けた様々な種類の鳥類や動植物を観察することが出来ます。渓谷や森林を通り抜ける散策道やハイキングコースでは、ハイカーやサイクリストが存分に楽しめることでしょう。